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片山正通
NIKE Flagship Store Harajuku

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the SOHO

the SOHO

この時計は、コミュニケーションのきっかけになる存在感を持っている。

いまはTOKYOだけじゃなくて世界的に経済が低迷していると思いますが、どの場所に行っても実は元気な人っていうのはちゃんといるんです。そういう人たちが「いいね」って言ってくれる街づくりとかモノづくりっていうのが大事ですよね。僕自身の仕事で言えば、デザインを消費者の立場から生み出すように心がけているんです。空間や時間っていうものを提供される立場になった時に何が楽しいのかを考える。この原理原則にしたがってやっていることが評価につながれば良いと思います。

デザインはコミュニケーションのツールになり得るところが一つの魅力ですね。そうでないとただのデコレーションで終わってしまう。そういう意味でもGALANTEはコミュニケーションのきっかけになると思います。やっぱり自分で「これすごいだろ?」って言っちゃうより、相手に「何それ?」って声かけてほしいじゃないですか(笑)。そのきっかけを任せられる風格があるんですよ。そういうものを身につける楽しさは、持っている人にしかわからない快感ですよね。流行ってそれはそれで力があることだと思うけど、時計の場合はみんなと違う物を求めます。お店に来てくれるお客さんもブランドのデザインや個性に共感して来てくれるので、お店に来て楽しいと同時に「一番最初に自分が見つけた場所だ」って思ってもらえるようなインテリアデザインをしていきたいと思っています。

完成度や緻密さを突き詰めていく。 そこが日本人が世界と戦っていくパワーになると思います。

日本人が持っているパワーの一つに、ものすごく細かいところまで突き詰めていけるところがあると思います。僕自身も欧米のデザインにジェラシーを覚えて、ああいうデザインができるようになりたいとここまでやってきたつもりだったのに、海外ではすごく日本的だって言われる事があるんです。僕はそんなにこだわってないつもりですが、ディティールの詰めかたが尋常じゃないって言われるんですよ。それに気づいて周りを見てみると世界で評価されている日本のカルチャーは、完成度や緻密さがすごい。アニメでも絵だけじゃなくて、バックボーンとかストーリーに異常なまでにこだわっているし、アートの世界でも同じような傾向が見られると思います。きっとみんな特に意識はしてなくて当たり前だと思っているんだろうけど、日本人だからこそ出来ることがあるし、それが世界で戦っていくパワーになっていますよね。こういう積み重ねがいずれは歴史になっていくんだと思います。

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