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片山正通

片山正通

インテリア・デザイナー
株式会社ワンダーウォール 代表取締役

ワンダーウォール代表。建築デザインディレクション、プロダクトなども手がけ、独自のバランス感覚とデザイン構築力で海外からの評価も高い。2003年には海外出版社より初作品集[Wonderwall Masamichi Katayama Projects]を刊行、同2作目を2008年に発表。

WONDER WALL Official Website

URL http://wonder-wall.com

ハニカム ブログ

URL http://blog.honeyee.com/mkatayama/

伝統や様式と現代的要素の融合。その先進性と徹底した緻密さを持つインテリアデザインで世界中から評価を受けるワンダーウォール片山正通さん。消費者のマインドを深く揺り動かすインテリアデザイナーが感じたGALANTEの魅力、そしてデザインが持つパワーについて語っていただきました。
こんなエグい時計をSEIKOがつくったってことに驚きがあります。

はじめてGALANTEを見たとき、日本の時計じゃないと思いました。いい意味でエグさがあると感じたんです。最近では携帯でも「時間を知る」ことができるようになったので、腕時計を身につけている意味がだいぶ変わりましたよね。その点でGALANTEは存在感があり、時計としてだけでなくアクセサリーとしての良さがあるなって思ったのが第一印象でした。

そして、実際に手にとってみるとずしっと重みがある。個人的に洋服でも小物でも重いものが好きなんですけど、見た目のアクセサリー感とプロダクトが持つ重量感に好感を持ちました。腕時計の必要性が薄くなって来ている時代に、それでも身につけていたくなる時計ですよね。持つこと、身につけることが楽しくなる要素があります。

しかもこの時計をSEIKOがつくったということにまた驚きがあります。日本のモノづくりの良さを継承し続けるという企業イメージがありましたが、こういう時計もつくっているんだなと思いました。しかもプロダクトとしての新鮮さがある。こんな時計はイタリアやスイス、いや、どこにもないんじゃないですか。

どんどん新陳代謝を繰り返す。TOKYOみたいな都市ってなかなかないですよね。

今回のシリーズはTOKYOがひとつのテーマということですが、この街が持つスピード感やパワーは魅力的で僕もすごく好きです。これだけどんどん新陳代謝を繰り返す都市はなかなかないですよね。もちろんニューヨークでもパリでも常に新しい動きはあると思いますが、東京ほど街の様子がめまぐるしく変わって行くわけではありません。東京は歴史がヨーロッパなどに比べると浅いので変わっていくことに対して寛容ですし、だからドラマチックに変わって行くんですね。

その点が都市の成長力にもつながってますし、商業的なパワーも生み出していると思います。都市全体が新陳代謝すると同時に、ビジネスも競争が激しくなる。施設でもA社がこんなものを建てればB社が対抗したり、C社がまったく新しいものをつくったりっていうね。いまは確かに少し元気がないとは思うんですが、TOKYOってどこかお調子者的な部分があって、すぐに立ち直ると思っています。いまはちょっと不安ブームみたいになって全体が沈みこんでいるから、そこからは早く脱却しないといけないですけどね。

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